志☆こころざし

ジュエリーセラピスト・マキ

2009年08月21日 14:05

この前、

テレビをつけたら、

ココ・シャネルの特集があってました。



でね、


なんでシャネルが、

シャネルスーツという形がスーツの定番の形の一種となり、

シャネラー(なんかひさびさ使った)みたいな、
ヘビーユーザーがいるのか、

今もなおモード界で君臨し続けているのか、


ちょっと分かった気がしました。





それはね、



彼女の服に対する志の大きさ。



彼女は【モード(流行)】としての服作りではなく、


『女性を解放するため』に、服を作ったから。



女性が女性としていながらも、
自由に動ける服を作ったから。





…なのかもしれないと思った。





ただの流行服なら、
たぶん、ブームで終わる。






そういえば、昔、

世界に名だたるデザイナーを輩出している
文化服装学園の小池学長が、

シャネルのタンクトップは
前かがみになっても、
あっぱっぱーになって胸が見えることがない
そんなパターンを使っていて、

それを講演で、教えてくださったことがあった。



それは、
たぶん、シャネルだけではなく、
本当に良いものを作ろうしている企業では、
当たり前のことかもしれないけれど、


それ以上に、



『女性の解放は私でないとできない』と、
自負していた、

シャネルの志の大きさが、

シャネルの繁栄の土台であることには違いないと思う。




…ちょっと話が脱線するけど、

最近、
安くて服が出回っていて、


数年で着潰すものはいいけど、
長年愛用して着るような、
服も靴も減った。


たくさんはいらないけど、
いいものを大切に着たい派の私には、
ちょっと寂しい。


ま、先日、そんな話を、
某アパレルの方と、
(本人は言わなかったが、たぶん、一スタッフではない)
話をした。



なんちゃないけど、なんちゃある。

さりげなく、イイモノを着こなす、
お洒落なオトナが減りましたね~と。。。



たしかに、

そうかもしれないな。


それに、
そういうイイモノを売ることができるような、
上級の販売スタッフも減った気がするし、


なにより、
そういう志を持って服創り、

いや、モノ創りをする企業が減ってしまった気がします。


それは、社会事情とか、
いろいろあると思うのだけど。




…ま、
それはおいといて。




シャネルはしし座生まれの女。



自分が自分であること、

シャネルになれるのは私だけ。


そんな自分という存在を、
とても誇りにしていた女性。


プライベートでは、愛に恵まれず、
寂しい思いをした人だけど、


彼女が、
女性が女性としていながらも、
社会に出て、活動しやすいスタイルを提供してくれたから、

私たち、今の女性は、
活動しやすい服で、生活スタイルで、

男性の付属物ではなく、
一人の人間として、
生きていくことができている…


もちろん、それがすべてではないけど、
その土台の基礎の一部は、
彼女が作ってくれたのかもしれないね。











私も、シャネルのように、
志を大きく持ち、
ただのジュエリー、を創るヒトではなく、

やはり、
女性が女性としていながら、
そして、世界で一人しかいない自分の存在、
その存在を誇りに思えるような、
そんなジュエリーを創っていきたいなと、

あらためて思いました。


関連記事