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2009年01月12日

笑進笑明(しょうしんしょうめい)

福岡は朝から雪。。。

雪でごじゃる。



こんな寒い日に、なにも早起きしなくてもいいんだけど、
なんか起きたくなったら、

やっぱり意味がありました。



天気予報を見ようと、えねーちけーをつけていて、
そのままにしていたら、


一人の書家さんのドキュメンタリーがあっていた。


日浦駿介くん、20才。
http://www.shoushinshoumei.com/index1.html


彼は、幼くして、
知能は発達していくのに、
体は逆にどんどん自分の意思で動かせなくなっていく
難病にかかってしまった青年。


だから、書を書くのも、
左手の中指に筆をテープで巻いてくくりつけて書く。



笑進笑明(しょうしんしょうめい)
これは彼が作った言葉。

日浦駿介くんの書
http://www.shoushinshoumei.com/page3.html

笑進笑明。
そんな彼が作った言葉だから、より重みとすごみと強さがある。



そして、18才のときに、本も出している。
http://tokimekimall.jp/NASApp/prd_detail/0/1/40071121648//



できないこと でなく できること に目を向ける。


自分らしく、自分にしかできないことを追求していく。


この前向きさとひたむきさと強さは、

…にもかかわらず。を乗り越えているから。

そして、彼を支えている多くの人の愛を受け取り、

それを自分が生きることで与えているから。





シンガーソングライターとしてデビューし、
ヒット曲に恵まれず、3年前に歌をやめ、
今はイベント会社で働く中川あつおさんは、

あるとき、日浦駿介くんの書と出会い、
友人を介して日浦くんと交流を深めていくうち、


日浦くんの思いを歌にしたいと、

いったん置いたギターをとりだして歌い始めた。







日浦くんの体が動かなくなっていく中でも、

それでも一緒に遊べることを考えて、ずっと一緒に遊んでいた、

仲良しだった幼馴染の男の子は、


日浦くんの自由がきかない体が、少しでも自由になれば…と、

医療の道を歩きはじめた。




自分が自分らしく生きることが、

そのまま誰かの希望になり力になる。




自分に出来ることを精一杯やることが、

誰かを励まし、動かしていく。






ドキュメンタリーの中で、
スタッフがこう聞いた。




もし、書が書けなくなったらどうしますか?



『そのときはまた自分ができることをやればいい。』

『自分にしかできないことを見つければいいだけ。』


…そんなことを、携帯のメールをワープロがわりにして
一字一字打ち、答えた。






そしてまた、こんなことも聞いていた。



これからのことを考えると、不安になったり、
気分がふさぎこんで落ち込んだりするときはありませんか?




すると、

『強がりに聞こえるかもしれないけど、それはない。』

『もともと自分はこういう(明るくて前向きな)性格だから。』


というようなことを答えてくれた。







確かに、気丈かも、しれない。

不安や恐怖がゼロではないかもしれない。



でも、たぶん、

家族や周囲の暖かい愛に囲まれていると、

不安とか恐怖なんてものが、彼を支配することができないのだろう。






現実は、


病気は進行し続けていて、




最近では、中指にくくりつけた筆が動かせない日もある。



家族とはできるだけ口答で会話していたのが、
困難になってきている。





でも、


彼は、今この瞬間を大切にし、
精一杯自分らしく生きようとし続けている。







私は、こんな人と出会うと、いつも思うのだけど、



輝いている人。




というのは、




何不自由ない人、
恵まれた才能を生まれながらに持つ人。




ではないと思う。




いつも明るく笑顔で元気でいられる人は、


色んなことを乗り越えてきたからこそ、笑顔でいるのだ。





それは、



暗黒の夜空にひときわ輝く星にも似ていると思う。




影が強いから、光がより映えているだけ。



自分に向き合い、自分から逃げずに、
自分を磨き、自ら光を発している人。





自分には何の才能もない。
毎日が退屈で何もない。




そんなふうに思っている人は、





真昼の空を仰いでほしい。





明るくて見えないけれど、


星はちゃんと出ていて、

瞬いているのだということを、思い出してほしい。





雨の日も、雪の日も、

雲の上には、変わらずに太陽が輝いていることを、

思い出してほしい。





それは、

『ない』のではなく、

『気付いていないだけ』のこと。




才能がない。のではない。

ただそれに気付いてないだけ。




退屈でつまらないのは、

誰かがそうさせているのではなく、

あなたがそれを見出していないだけなのだと思うよ。




****************************************************







笑進笑明

作詞:日浦駿介 作曲:奥村典洋 歌:中川あつお

Fine day oh my special day
Fine day oh my beautiful day

今日も何気なく回る この青い星
そして陽が昇り動き出す この町並み
そんな毎日を繰り返し 繰り返し生きていく僕たち

そうしてなんとか生きてる日々の中で 辛いことや泣きたいこと
他にも色々あるだろうけど その時は僕に任せて 一緒に歩いて行こうよ

ずっと続く道の途中で たまにはイヤな事だってあるさ
平らな道だけが人生じゃない だけど僕たちは生きてる
進むしかないんだ きっと進んでいれば やがて光が現れる
その光を手に入れよう 笑進笑明生きてる 笑進笑明繋がってる

明るく笑って進もうぜ どんな未来が待ってても
明日が僕らを呼んでいる
明るく笑って進もうぜ きっと素敵な未来さ
ためらわないで さぁ進もう  進もう


これから僕たちが歩んでいく この長い道のり
君もまた僕と同じ このスタートラインに立ち
同じ失敗を繰り返し大人になる僕たち

こうして歩き出した日々の中で 悲しい涙悔しい涙
他にも色々あるだろうけど その時は僕と2人で
一緒に気が済むまで泣こうよ

誰かに決められたレールの上で 僕たちは歩いているのさ
だけど ただ歩くだけが人生じゃない 時に止まったり休んだりも
人には必要なんだ きっと進んでいれば
やがて大切な物に気付くよ それをしっかり手に入れよう

笑進笑明生きてる 笑進笑明繋がってる

明るく笑って進もうぜ どんな未来が待ってても
明日が僕らを呼んでいる
明るく笑って進もうぜ きっと素敵な未来さ
ためらわないで さぁ進もう 進もう
進もう  進もう

Fine day oh my special day
Fine day oh my beautiful day


  


Posted by ジュエリーセラピスト・マキ at 10:08Comments(0)ジュエリーセラピスト・マキの日々あれこれ
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