【Jewelry Therapy】

2012。

マヤンの予知とか、
アセンションとか言うヤツ。

とうとう映画も封切り。


ま、映画化するには、もってこいのテーマだよね。

CG駆使して、なんでもござれ!
アルマゲドンもインディペンデンスデイも、
ごった煮で、なんでもアリにできるもんね。




みんなどこかで自分の人生リセットしたくて
できなくて、ストレス溜まっててん、

きっと地球ぜんぶがほろびたら、
ぜーんぶ帳消しになるよって、

うっすら期待してんねんかな?



ま、未来は今の積み重ねなんで、
どうにでも変化するし、


1999ノストラダムスもそうだけど、
大騒ぎして、
結局なんもなかってん。




ところでさ、



先週の水曜日に、
マイコーこと、MJ、マイケルジャクソンの
THIS IS ITを観た。


彼はファンが喜ぶこと、
ファンが思うマイケル像を完璧にこなしててん。

コンサートでも、
CDで何度も聞いた音を忠実に再現しようとしたり、

間や空間、音を最大に使い、
ファンを盛り上げる仕掛け。


リハーサルも手抜きなし。

そして、演出や構成も、
自分の気分や我を通すのではなく、
観客のことを考えての指示。


さすがはキングやね。




思い起こせば、
私がダンスをはじめた頃、

マイケルのおかげで、
音楽と映像、そしてダンスがワンセットのようになり、

MTVがテレビで放映されるようになり、
それを見て育った。


マイケルのコンサートには行かなかったけど、
妹のジャネットは東京ドームまで見に行った。

あの頃の音楽シーンと、
私の人生は、とてもクロスしていて、
なくてはならないものの一つになった。

だから、当時流行ったマイケルの曲は、
すべて私の思い出の曲、でもあるんだな。


THIS IS IT。

リハーサル風景だけで、あれだけ楽しめるのだから、
実際に開催されていたら、すごかっただろうな、と思う。

それにしても、
あのステージに関わっていた、
ダンサー、スタッフは、今、どんな思いをかかえて、
何をしてるのかな?



それにしても、
あっけなく天に召されたマイコー。


神様が単独ライブをお望みしたのかしらん。。。


ま、冗談はさておき。




2012のように、
地球がそうなるのか?
人類の危機が訪れるのか?

そんなことは分からない。



だいいち、

2012の映画のように、それが起こったとしても、
その前に、明日、交通事故に遭うかもしれない。


キングと呼ばれた偉大なMJだって、
最期はあっけないんだもん。


なにも、余命三ヶ月の人が、
死に直面しているのではない。


私も、あなたも、同じなんだ。



だからこそ、
一日一日を大切に、丁寧に生きる。

今できることをやる。




そして、それって出来てるのかな?と、

ふとしたときにいつも思う。




ワタシはワタシを精一杯生きているのか?ってね。





MJはあっけなく天に召されて、
子供のことや、その他のこと、
本人は心残りもあるだろうけど、

リハーサルも手を抜かずに、
あれだけ日々挑戦していたMJだから、
リハーサルの映像だけで、
あれほど人の心を動かすことができる。


そして、彼は人の心を動かすためにやっていたのではない。


ただ、マイケルジャクソンとして、
精一杯のことに挑戦して、生きただけなんだ。





映画が終って、
前列の女の子が拍手した。


私も思わず拍手した。

すると、あちこちから拍手がわいた。



リハの映画でも拍手をしたくなるほど、
MJはリハ中もMJで、


自分を生き抜いた人なんだと思った。












THIS IS IT
今が、その時。


未来は予言どおりではなく、

私たち一人一人が今を積み重ねて創ること。


そしてそれは、
誰かがやってくれるのではない。

それは、自分が、自分から、すすんでやるのだ。


自分の未来も、地球の未来も。


今。